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『パッシブデザインのゼロエネルギーハウス』36日目・付加断熱材充填・サッシ取り付けなど

『パッシブデザインのゼロエネルギーハウス』36日目・付加断熱材充填・サッシ取り付けなど

本日も付加断熱材充填が行われてゆきます。


今日は、外からも見える2階西側の充填が行われていました。


南側の大開口窓では、先張気密シートを貼り込み中。


電動タッカできれいに止めつけてゆきます。


小窓と同じように、コーナー4隅×室内・室外側の8か所は、気密シートの立体貼りでピンホールを潰してあります。


断熱材充填も、大きなマスが入れ終わって小さなマスの充填へと移ってゆきます。


窓の上下や端部なども、形に合わせて高性能グラスウールを切って充填。


2階の南側一面に断熱材が充填完了しました。見るからにあたたかそうですね。


たる木とたる木の間にも、小さく切ったグラスウールを乗せてゆきます。


その後、一面に3mの長尺タイベックシートを貼り込みます。


壁のタイベックシートの上に、屋根のタイベックシートをたらしてきて、連結します。
こうすることで、屋根の通気層まで水が侵入したとしても、壁の通気層へと伝わり、土台水切りから排出されます。


たる木の隙間から水が入り込まないように、気密テープ止めを行ってゆきます。


気密シートの『空気も入らない』ほどシビアではないですが、水が入り込まない程度に屋根・壁のタイベック層連結ができました。


午後になると、南側大開口窓のサッシ枠が取り付けられていました。


サッシのミミの下には、バリアパッキンが挿入されています。バリアパッキンはふわふわのスポンジ状で、押しつぶすとかなりの薄さまで圧縮され、広がろうとする力で隙間をふさぎます。


先張りシート・タイベックシートとサッシのミミでバリアパッキンを押しつぶすことで、気密ラインを物理的に一体化させます。
バリアパッキンの代わりにシーリングを使用しても同じことですが、べたべたしない分バリアパッキンのほうが施工性がよいと思います。


3時ころになると、サッシ屋さんが2階中央のFIX(嵌め殺し)窓用のトリプルガラスを運んできました。
APWシリーズは基本は工場で樹脂サッシとガラスを溶着してきますが、このサイズをはめ込んでしまうとさすがに重くて止めつけられないので、現場ではめ込みます。


YKKAPのAPW、☆4つは国内最高等級の証。ひくーーーい基準ですが(笑)


3ミリのガラス3枚の内側に、16ミリの空気層が2層あるので、合計で41ミリにもなります。極厚です。


サッシ寸法で、幅167センチ、高さ187センチ。重量は83キロもあるそうです。
これを大人数でえっちらおっちら運んでゆきます。


何とか設置場所まで運び込み、無事にはめ込み完了です!

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